編集後記 [2003年4月1日号(第71号)]
○とうとう戦争が始まってしまいました。アメリカとの関係において、このような状況になった場合日本がアメリカ追従のスタンスを取るのは随分前からわかっていたことなのです。このような状況になる前に何もしなかった、何かしようともしなかった私の姿が悔やまれます。
○場所と時期を例年と少しちがえて行った今年の公開講演会ですが、パレアに80人近くの参加をいただきました。どうもありがとうございました。
○講師の斎藤先生はお寺関係からの出講依頼は二度目だったそうです。「最初、お寺から?と不思議に思ったが、人権や平和の問題に関して、僧侶の方々というのは最も敏感であるべきなんですよね」とおしゃっていました。平和・人権の問題にまったく鈍感である仏教界の現状を言い当てられたみたいで、かなり恥ずかしかったです。
○尾方尚晃師の文章は朝日新聞の「声」に掲載されたものを師の了解を得て転載しました。(藤岡崇史)
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