編集後記

　◎12月9日付の「熊日」の新生面に、寒気の襲来による街路樹・イチョウの落葉の様子を描写して、「豊かな緑で目を楽しませていた木の葉は役目を終え風に舞っている」と結んであった

◎丁度私は11月の掲示版に『散ると見たのは凡夫の目　木の葉は大地に還るなり』の一文を記していたので、少々躊躇したが、「新生面」宛に、次のような書状を送った。

◎「役目が終ったね。ご苦労さん！」と、これで全てだと見るのが人間の目。「散った葉っぱは、大地に還り、養分となってこれからまた幹を育てる働きが始まる」と見るのが仏の目・仏教の「正見」の教えです。ご参考までに・・・、と

◎今号は三師それぞれお忙しい中に、ご玉稿を頂いた。源師の、「スリランカ僧支援」の件については、当の僧侶の方は、現在福岡在住で、日本語は堪能、講演も質疑も日本語でなさるそうです

◎この件のお問い合わせは、源師（0964-22-1023）へ

◎私が係わってきた「自衛隊イラク派遣違憲訴訟」は、政府のイラクからの撤退命令を受け、控訴を取り下げました。「戦争によって平和は築けない」、この事実は私たち日本人が一番知っているはずですが！

◎厳寒の折柄、ご法体くれぐれもご自愛下さい。　《崇信》