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編集後記 [2009年10月1日(第97号)]

◎今夏の三浦師の書状に、安居懸席の件が記してあり、即座に、50年前の私の殿試試問時のほろ苦い思いが蘇った

◎師には、84号に、厚生省退職を機縁に、法務員として務めていた熊本南組・願心寺住職の勧めで、中佛の通信教育、そして得度、教師へとの佛縁の深まりを執筆して頂いたが、今回は、更に布教使資格、学階取得、そして安居懸席へと真宗を勉学されるその思いを記して頂いた

◎去る8月22日「非戦・平和を願う宗教者の会」主催による講演会が行われたが、その案内文の中「1933年、国際連盟は満州における中国の主権を認めて、日本の占領(満州国建国)を不当とする決議案を採択した。賛成四二票で反対は日本の投じた一票だけ。つまり国際社会による圧倒的多数の議決だった。可決直後、松岡外相は『この勧告を日本が受け入れることは不可能』とスピーチし、憤然と席を立って退場。こうして日本は国際連盟を脱退し、軍事路線をひた走った。帰国した松岡は、国民とメディアから大歓声を持って迎えられる(要旨)」という短文は、わが国が戦争へ突入した経緯を適格に指摘している

◎今回、民主党を中心とした政権が誕生したが、仏教の目指す社会の実現への道程は如何、注視したい。
(藤岡)
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