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編集後記 [1999年10月1日(57号)]

○台風被害のお見舞い申し上げます。

○「聖戦イデオロギーの発信者は、近代日本の宗教界であった。すなわち、侵略のすてごまにされたものの悲しみを共有することなく、これを残酷にも英霊などとして顕彰することを軸とする宗教活動である。
それは、侵略されたもののそれに倍する悲しみに対する無視を生み、戦後の宗教的荒廃を決定的にした」

○今回のこだま公開講演会の講師・菱木師のこの言葉は、まじめに論議することなく「日の丸・君が代」を国旗・国歌として制定させてしまい、また靖国神社特殊法人化にも無関心を装い、行動を起こそうとしない私達に重く問いかけています。
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