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編集後記 [2011年7月1日(第104号)]

◎去る5月30日、臨時宗会で宗法改正法案(機構改革案)が成立し、特定の個人への権力集中を避けるという同朋教団としての理念が事実上終わりを告げた。これまでの宗政がその理念に叶った運営であったとは到底思えないが、「この現状を作り出した元凶は旧宗法で謳われていたシステムにあり」との意見にはどうしても頷くことができない。教団に属する「個」が失ったものは何なのか?もう一度確認していく必要性を強く感じている

◎この法案についてはこだま編集局内でも賛否が分かれており、新宗制に施行された後にでもお互いじっくりと考えていかねばならないと思う。

◎斉藤和義の「ずっとウソだった」がアンセムとして流れる中、6月11日に「さよなら原発」をテーマとしたパレードが熊本でも行われた。呼びかけ人には別院門徒の四宮千絵さんが名を連ね、200人を超える参加者があったと聞く。このような脱原発の動きを原発利権が阻もうとしてる。「カネに振り回されて何の豊かさか!」とのフレーズが心を打つ

◎久保田師の原稿にもあるように被災地への持続した支援活動が望まれている

◎阪神・淡路大震災に続き、今回も学生を中心とした多くの若者がボランティア活動に参加している。「ゆとり教育」の弊害ばかりがクローズアップされるが、この現状を見るにあたり評価されるべき点もあるのではなかろうか。(藤岡崇史)
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