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編集後記 [2013年4月1日号(第111号)]

◇昔、教区の大先輩から聞いた話「教区割り当ての大法要懇志をプール(本山に収めず)して東京に熊本寺(通称)を建てよう」と真面目に論議されたことがあったという。
 東京に出られたご門徒に寺の紹介を頼まれるたび、熊本とは違う「敷居の高さを」説明しながら、本当に熊本寺があったらなぁと思い出す話だ。
 過疎対策シリーズの一として、都市開教の現場の声を寄稿いただいた。簡単ではない都市開教の実情ではあるが、「敷居の低い」お寺、念仏道場のニーズは確実にある。

◇これも昔の話、故高千穂正史師が熊日紙の連載コラムに「いのち我がものに非ず、その意味で自殺と他殺に差異はないのではないか」と説かれた。後日話題にすると「難しか問題ばってん、若っかもんに云わなおれんでしょうが」と何度も繰り返された。
 「自死・自殺」について、編集子の問題提起に「こだま」していただけたらと思う。(甲斐)
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