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編集後記 [2015年1月1日号(第118号)]

衆議院選挙が終わった。自公圧勝、との見方が大勢だろうが個人的には「戦後最低の投票率(52.66%)」これこそ、今回の選挙結果ではなかったか。『国民主権の敗北』と映った。

 「何の為の選挙か?!」それ位何とも軽い選挙で、いつの間にか終わってしまった。

 しかしその実、今回ほど問われる事が大きい選挙ではなかったか。「秘密保護法」「集団的自衛権」「NHK人事問題」「原発再稼働」「教育行政」「TPP」等…。中でも「秘密保護法」は昨年秋に突然国会で議論が始まり各地でデモが繰り返された。その危険性が指摘されていたのにも関わらず、政府与党は12月6日採決を強行した。

 「本当に民意を反映しているのか?」その政治手法が問われる選挙、となるはずだった。しかし我々国民は半数が棄権し、イエスもノーも示す事が出来なかった。これだけ棄権すれば『主権』の半分は実質政府へ移譲となり、結果主権は主(あるじ)を変えるだろう。

 今回の選挙結果は自公圧勝ではなく『国民主権の敗北と移譲』。それがこれからの四年間となるのだろう。そのツケは大きく、覚悟が必要だと思う。

 師走のご多用の中に貴稿を頂いた。題材(内容)は違えども、それぞれが我々に「覚悟」を求める内容ではなかったか。〈橘 孝昭〉
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