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編集後記 [2005年10月1日号(第81号)]

◎お彼岸が過ぎても、日中はまだ真夏のような暑さが続いております。しかし月日は確実に進行し、もう10月1日号をお届けする時期になりました。

◎今号は、去る8月28日、「非戦平和を願う真宗者の会」主催の会合における信楽峻麿先生の講演要旨と、シリーズ「護持口数問題」を加藤師に執筆を依頼し掲載しました。

◎講演要旨はまさに講演の一部ですので、録音テープがご入用のお方には、コピーをして実費にておわけいたします。編集局宛お申し込み下さい。

◎護持口数問題については、全寺院が納得する数値にまとめることは至難なことと思われます。人口流動の激しい今日でもあり、教区も教団も二年毎に見直すことに決定しており、徐々に公平な数値に改め続けていくべきだと思います。しかし、公平性を目指す見直し作業の根底の問題を、加藤氏は、「唯一『住職の良心』の眞の目覚めにかかっている」と指摘しておられます。

◎先の衆議院議員の選挙では自民党が圧勝し、憲法改正も現実味を帯びてきましたし、右翼を名乗る暴徒が御影堂に乱入し、御堂の焼却と門主の殺害を企て、わが宗門の活動を封殺しようという時代になってきました。まさに戦前を髣髴とさせる不穏な時、私たち念仏者の腹の据わりが問われる時であります。〈崇信〉


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