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編集後記 [2004年7月1日号(第76号)]

◎昨今の梅雨空のように、国の内外情勢も暗雲が覆いつくしています。

◎今号は、これらの問題を仏教の眼より凝視することをテーマに編集いたしました。

◎教育基本法改正問題については、去る四月の小山師の講義の要旨を掲載しました。

◎大分師には、参議院議員選挙を目前にし、争点は年金問題に集中しているようですが、私たち真宗者にとって重要な問題である憲法九条・二十条が、存亡の危機にある状況を提言していただきました。

◎今号の二面の下段にその一部を掲載しましたように、自民党の憲法改正論の根底に、神道を戦前の国家神道の状況に戻すという意図のあることが一層明確になりました。これは由々しき問題です。

◎真宗信心の内実は、神道的体質からの脱却であると言えると思いますが、この真宗教化の実践の前に国家権力が立ちはだかるという「憲法」を、私たちは絶対承認することは出来ません。

◎戦前の「仕方がなかった」との弁解をする状況をつくらないため、最早それが国会の場で期待出来ない今日、私たちは熊本の地で直接裁判をおこし、法廷の場で、国の暴走を止める方途を準備しています。具体化した時は、是非行動を共にしたいと願っています。

◎「業の問題」は、この質疑制度の紹介も兼ねて掲載しました。 (崇信)


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