SSブログ

編集後記 [2002年10月1日号(第69号)]

◎去る9月22日の朝刊に、「中国共産党組織部長が、首相の靖国神社参拝に遺憾の意を示し、問題解決にはA級戦犯の分祀が必要と言及」と報じている。
◎首相の靖国神社参拝に対する外国からの批判を「内政干渉」と憤りを露にする人は多い。しかしそれは歴史の不勉強の故と言わざるを得ない。
◎多数の強制連行を受けた中国を例に取ると、わが国との国交回復交渉の時、中国は「あの忌まわしい過去の責任が全ての日本人にあるのではない、一部の軍部である」との見解に立ち、わが国への賠償請求を放棄した経緯がある。
◎その中国が「A級戦犯合祀」に言及するのは当然ではあるまいか。
◎一方、靖国神社へのA級戦犯合祀は、「戦勝国による裁判によって、一方的に戦争犯罪人にされた彼らこそ昭和殉難者である。合祀は当然」という「東京裁判否定論・大東亜戦争肯定論」を根底にした国と神社側との合意による合祀である。
◎靖国神社はどこまでも、政治、戦争との関係が深い。
◎この四月から、武野総局の「拓く伝道」の具体化の一環として、現代の若者、そしてお年寄りまでを対象に布教のできる青年布教使・「布教専従職」を設けました。その選考基準に合致し、要請を受けて赴任したのが吉村氏です。今後の活躍を切望します。(崇信)


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:学問

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。