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編集後記 [2007年4月1日号(第87号)]

○菅原さんのメールアドレスが公開されていないかネット上を検索していたら「新聞の報道によると、靖国を訴えた非国民の名前は「菅原龍憲」六十六歳。非国民、人でなし、神を冒涜する悪。」(「正義の味方・日本の正しい道」)というブログの一文を見つけました。この他にも菅原さんを誹謗中傷するおびただしい数の言葉がネット上に存在しており、仮想空間での出来事とはいえ菅原さんの行いが「非国民」「悪」という言葉で表現されている現状はまさに念仏弾圧を思わせるものがあります。この讒言にも屈することなく活動を続けられている姿には本当に頭が下がります。
○それにしても「日本人である」ということを自分の最大のアイデンティティにして生きている人達の攻撃的で排他的なこれらの言葉に私たちはどのように向き合えばいいのでしょうか?以前ならば「無視する」が最善の方法に思えていたのですが、その方法がここまでの状況を招いてしまったのであれば真剣に彼らに対する私たちのまなざしも考え直さねばならないと思います。
○浜本さんは高校の数学の先生で熊本県高教組の委員長を務めてらっしゃったそうです。○宗教には否定的な感じがしていた組合活動ですが、実は「どのように生きたいか」という共通の問題意識から出発しており、お互い相通ずるものがあるのかもしれません。(藤岡崇史)


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