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編集後記 [2008年1月1日号(第90号)]

◎大谷本廟は、今も祖壇納骨や無量壽堂参拝の方が途絶えることがありません

◎しかしその中、墓の承継をしたくないという家族間の思い、祖壇納骨に分骨ではなく「全骨」の申込みをする人が徐々に多くなり、そこに日本人の宗教観・先祖観の変遷を垣間見る思いがします

◎親の墓の維持管理すら重荷と感じる世代間の断絶、この潮流は、都会から地方へと着実な流れをなすものと思われます

◎小山慧水坊守の「今、寺院は慣習から解き放たれ、親鸞聖人のお念仏に立ち返る絶好のチャンスを迎えている」との如く、今後の寺院の在りよう、教化視点の大転換を迫られている今日的状況と思われます

◎石田氏には宗門外からの提言を頂きました◎自民党の改憲案による二〇条・八九条の改正が実現した場合、一番喜ぶのは、社会的儀礼や習俗として公的地位を得る神道でありましょう

◎公費の補助も合憲となり、公教育を始め、公的機関に組み込まれ、同時に最終目的・靖国神社国家護持の路線が敷設されるのです

◎石田氏は日頃から「宗教者の皆さん、今こそ一緒に起ち上りましょう!」と呼びかけられています

◎「こだま」は今号を数えることになりました。皆様のご援助を深謝しますと共に、今後の更なるご教導をお願い申し上げます。 〈崇信〉


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