こだま100号記念 「青木新門講演会」 [イベント紹介]
映画「おくりびと」は世渡る納棺師が描かれていた。
今日の既存宗教やその葬送のあり方には拒否反応を示しながらも、
愛別離苦の悲しみを如何にして癒すかという構図になっていた。
グリーフ・ワーク、即ち近代ヨーロッパ思想の人間愛で終わっていた。
人は宗教を見失ったとき、癒しを求める。
そんな現代人の心情に見事にフィットしたのが「千の風」であり「おくりびと」であった。
私は著作権を放棄してでも「納棺夫日記」と「おくりびと」の間に一線を画すべきと思った。
妥協することの出来ない一線であった。青木新門
◇講 師 青木新門さん ◇日 時 8月5日(木) 午後6時30分~ ◇場 所 熊本市国際交流会館 ◇入場料 1500円(当日2000円) ◇問合せ 真行寺(096-223-2610)
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