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編集後記 [1999年7月1日(56号)]

◎小林病院の葉山先生に『小林麟也先生を偲び』を書いていただきました。小林先生の残された宿題は宗教者である私たちにとっても大きな課題です。

◎死にゆく人やその家族に対して、私たちはどう応えるのか、何ができるのか、そのことを考えさせられます。

◎小林先生が亡くなられる前、緑陽組若手僧侶「凡夫会」のメンバーが出かけていき、話を聞く場を得ました。次号から、その体験を報告します。

◎浜松市に住む溝口正さんは、自治会と神道の癒着の非を訴えて、話し合い、住民監査、そして裁判と殆ど一人でたたかい続けた。

◎十九年後「憲法にのっとり、宗教上の行為は自治会とは別個の信者・崇敬者が行うべきことを了解し、自治会は本来の事業目的の活動のみを行うことを約する」という内容の「覚書」を交わすに至った。それは市内381の全自治会が対象であったが、現在それが遵守されているのは五つか六つという。わが国で政教分離原則が徹底するには、果てしなく遠い厳しい道のりが予想されます。

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