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編集後記 [1999年1月1日(54号)]

※かって信楽先生が龍大学長の頃、三業惑乱に触れて「教団が難問を抱える中、儒教を根底にした仏教排斥論が澎湃と広まっていく。若者の教育の責任者として中央にいた能化・智洞は、大きな危機意識を持って、真宗信心を、対社会的にも『能動的』にとらざるを得なかったその思いが、今よく判るねぇ。地方の学者は、中央の大きな思潮のうねりに敏感ではなかったのだろう。」と呟かれたことが思いだされる。

 信楽先生、小山師の思いの根底に、一体「真宗」はどこへ・・?という「悲しみ」があります。

※十月号について次のような「こだま」をお寄せいただきました。
「外海氏の投稿に感動しました。センセーショナルで刺激的な事象のみに眼が行きがちな現代の中で、落ち着いて、しかも毅然とした真宗者の姿勢を学びました」と。

 本年も宜しくお願い致します。
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